「珠玉の昆虫標本」展 の内容
展示概要
日本の昆虫学は東京大学に端を発し、様々な学術分野や研究機関に枝分かれして今に至ります。この学問の発展には専門機関の研究者だけでなく、むしろ在野の研究者の貢献も大きいところです。その間、学術研究や教育普及のために収集され、本学に集積・寄贈されてきた昆虫標本も膨大な数に及びます。
本特別展では、東京大学総合研究博物館に収蔵されている約70万点の昆虫標本のうち、日本の昆虫研究史の源流ともいえる学術標本から現在に至るまで継続的に収集、研究されてきた秘蔵コレクション約40,000点を一挙公開します。
この中には約200年前の江戸時代に製作された日本最古の昆虫標本、近代養蚕学の父・佐々木忠次郎やミツクリザメで知られる箕作佳吉の明治〜大正期の昆虫標本、昭和初期に採集された鳥類学者の侯爵・山階芳麿の昆虫標本、ブータン国王陛下から贈呈されたブータンシボリアゲハ、昆虫学史上に名を連ねる加藤正世、五十嵐邁、石川良輔のコレクションなどが含まれます。
これらの自然史遺産ともいえる貴重な昆虫標本を一堂に展示することで、いわば日本の昆虫博物誌を体感してもらうことを一つの趣意としています。また、これを機に多様な昆虫への幅広い興味や科学的な探究心を抱いてもらえたら幸いです。
【 特別展示イベント 】
① 8月18日(土)14:00〜15:00 「珠玉の昆虫標本とは? −東京大学秘蔵コレクションを語る」 矢後勝也(東京大学総合研究博物館・助教)
② 9月1日(土)14:00〜15:00 「ハチとオサムシ」 石川良輔(東京都立大学・名誉教授)
③ 9月16日(日)14:00〜15:00 「チョウを80年追い続けて」 尾本惠市(東京大学・名誉教授)
④ 9月30日(日)14:00〜15:00 「須田コレクションにみる、東京の昆虫と環境の移りかわり」 須田真一(東京大学総合研究博物館・研究事業協力者/日本トンボ学会・役員)
⑤ 10月14日(日)14:00〜15:00 「ガの魅力と面白さ」 岸田泰則(東京大学総合研究博物館・研究事業協力者/日本蛾類学会・会長)
会場:東京大学理学部2号館4階大講堂(総合研究博物館に隣接)
対象:問わず
定員:180名(先着順)
申込方法:申込不要
費用:無料
企画・総指揮:矢後勝也
副指揮:須田真一・谷尾 崇
展示デザイン:洪 恒夫
グラフィックデザイン:関岡裕之・西野瞳子
写真撮影:桶田太一・伊藤勇人
主催:東京大学総合研究博物館
「珠玉の昆虫標本」展 の開催場所
「珠玉の昆虫標本」展 の詳細
料金 |
無料 |
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開催日程 |
開催日 :2018/7/14(土) ~ 2018/10/14(日) 開催時間 :10:00 ~ 17:00 予約申込 :不要 予約締切 :― 2018年7月14日(土)~2018年10月14日(日) 休館日:月曜日(ただし月曜が祝日の場合は翌日火曜)、お盆休み(8月11日~8月14日) |
予約方法 |
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定員 |
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イベント公式ページ |
http://www.um.u-tokyo.ac.jp |
都道府県 | 東京都 |
開催場所 |
東京大学総合研究博物館 東京都文京区本郷7-3-1 屋内会場 |
開催場所のWebサイト | ― |
イベント主催者 |
東京大学総合研究博物館 (担当) 矢後勝也 |
連絡先電話番号 | 03-5777-8600 |
連絡先メールアドレス | ― |
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