磯のいきものから自然環境を考えよう

磯のいきものから自然環境を考えよう の内容

四方を海に囲まれている島国日本。その『海のこと』を私たちはどのくらい知っているでしょうか？

本プログラムでは、海や磯の生きものについて学び、それらを通じて海の現状を知ることから始めます。さらには、日常の生活の中で環境のためにできることも考えてみましょう。

また、遊具などない砂浜や磯といった自然を体感することもおや子で楽しんでみましょう。

【 第2回目の概要 】

潮がひいた磯には様々な生きものがいっぱい！銚子エリアの磯場にはどのような生きものたちの活動が見られるのでしょうか？今回は銚子の海を知り尽くした銚子海洋研究所 所長宮内さんのおすすめ磯ポイントに連れて行っていただきます。

●生きもののさがし方や観察ポイントをお伝えします。コツを知るだけで今後の磯あそびが何倍も楽しくなること間違いなし。みんなで一緒に生きもの探しや観察会を楽しむとともに、自由に磯あそびを満喫しましょう。

●午後は、海洋生物の研究をしているトリプタースタッフと銚子の海で日々イルカ・クジラを探す宮内さんによる楽しい海トーク＆クイズで、午前中に行った磯観察体験をより深めていきましょう。

●活動を通じて、海の生きものたちに思いを馳せ、環境保全のためにできることをおや子で考えてみましょう。

【 地球の歴史を感じることのできる場所 】以下、銚子ジオパークのＨＰを参照しました！

銚子は、2012年9月に日本ジオパークに認定されています。なんと、千葉県銚子市の全域がジオパークのエリアです。銚子市は、東京から約100km、関東平野の最東端に位置し、北は利根川、東から南は太平洋に臨み、三方を水域に囲まれ、変化に富んだ海岸線を有しています。

江戸時代に赤松宗旦が著した「利根川図誌」の中の「銚子濱磯巡の図」に、銚子の海岸線の景観美を称えて「風景言葉に尽くし難し」と記されているように、銚子は古くから景勝地として人々に愛されてきました。 この江戸時代から人々の目を楽しませてきた銚子の景観は、地球のダイナミックな活動によって作られたのです！

今回のフィールドとなる犬吠埼は、 約1.2億年前にできた地層、恐竜時代の浅い海だった痕跡を海岸で観察できる場所です。お宝ゲットしてみましょう！

■持ち物

実際に磯に出て、生物を観察しますので、以下の服装等をあらかじめご用意ください。

・ショートパンツ（ひざまで濡れてもいいように）

・濡れてもよい運動靴、またはマリンブーツ（けが防止のため必ずご用意ください。サンダルやクロックスなどはすき間が多く、足を傷つけやすいので不可とします）、長靴

・帽子（日差しが強い場合必要です。風に飛ばされないようゴムひもなどが付いたものが便利です)

・雨具（両手が自由になるようカッパがよいです）

・お着替え・飲み物、敷物、タオル、あれば網やバケツなど

■磯の案内人： 宮内幸雄さん（銚子海洋研究所・所長）、海洋生物を研究しているメンバー

■【 当日のスケジュール 】※天候により多少変更がある場合もあります。予めご了承ください。

10:30：犬吠埼ホテルへ集合（10:15 受付開始）

自己紹介・レクチャー・海へ行く準備・ホテルのバスで磯へ移動

11:00：磯到着後、磯あそび・磯の生きもの観察（約90 分） ホテルへ移動

13:00：お昼ごはん（ホテルで地元の食材をつかったランチをご用意します。）

13:45：海＆磯おもしろ講座・まとめ・みんなからの感想

14:30：終了 ＊終了後は日帰り温泉を利用可能です。

■主催：トリプター

■協力：（有）銚子海洋研究所、絶景の宿　犬吠埼ホテル

■助成金：子ども夢基金