タカノフーズ水戸工場（工場見学）

入場無料、駐車場無料でお土産つき

茨城県小美玉市にあるタカノフーズ水戸工場は、あの有名な「おかめ納豆」の工場見学ツアーができるお出かけスポットです。工場見学ツアーは事前に電話での予約が必要です。

工場見学ツアーのコースは、まず最初にタカノフーズの歴史やおかめ納豆の製造過程についてのビデオ上映から始まり、おかめ納豆の製造ライン見学、作りたて納豆やタカノフーズ製品の試食となっています。所要時間は90分ほどの見学ツアーです。

また、納豆の歴史や納豆の知識が深められる施設「納豆博物館」も併設されていますので、工場見学前の待ち時間や、工場見学後に立ち寄ることができます。製造ライン見学の前にこの納豆博物館で予習をしていくと、子供たちの楽しさがアップするかもしれませんね。

工場直営の売店もあり、工場直送のできたての納豆・豆腐製品や、納豆関連のお菓子、文房具や書籍、ミニタオルなどのおかめ納豆オリジナルグッズ、茨城県の名産品などを販売しています。

納豆博物館や、工場直売店は、予約をしていない方でも利用ができます。

入場無料、駐車場無料で見学できて、帰りに記念のお土産までついてくる、とってもお得な工場見学となっています。

茨城県近郊で食品系の工場見学ができるお出かけスポットとしては、雪印メグミルク 阿見工場や、カルビー清原工場 工場見学、赤城乳業 本庄千本さくら「5S」工場などがオススメです。

納豆の新しい発見があるかも？！

工場見学ツアーの最初の工程は、こちらのお部屋で行います。

こちらでは、タカノフーズの歴史や商品、そしておかめ納豆がどのようにできるか、おいしさのヒミツなどを、スタッフの方のお話しと、ビデオ上映で学習します。スタッフの方のお話しはとても面白いので、子供たちも集中して聞いていました。

このビデオ上映で、子供だけでなく、大人の方も、今まで知らなかった新しい発見があるかもしれません。

ビデオ上映が終わると、２チームに分かれて製造ライン見学へと向かいます。こちらの建物から一度外に出て、おかめ納豆を製造している建物まで、みんなで列を作って歩いて向かいます。

大豆のいい香りがただよってきます。

ビデオ上映の建物から3〜4分ぐらい歩くと、製造ライン見学ができる建物に到着します。途中、大豆のいい香りがただよってくるので、見学者のみなさんのテンションも上がってきます。

一般的な工場だと土日は製造ラインがお休みのところが多いのですが、タカノフーズ水戸工場は土日もしっかり稼働しています。3交代制で1年を通して24時間フル稼働してるので、土日でも製造ライン見学ができるんです。

製造ライン見学を行う建物の入口では、まず靴からスリッパへと履き替えます。ここでは先ほどの大豆のいい香りがさらに強さを増し、製造ライン見学の気分が盛り上がっていきます。

製造ラインの所要時間は約20分ほど。納豆菌をかけて室（むろ）と呼ばれる発酵室で発酵させ、ラベルを貼ってパッケージングする工程を見学できます。建物内の見学者通路を一番奥まで歩いて見学したら、もときた通路を戻って製造ライン見学は終了です。

製造ライン見学が終わったら、建物を出て、ビデオ上映を行ったお部屋まで歩いて戻ります。

数種類の納豆が試食できる

次の工程は、おまちかねの試食コーナーです。

おかめ納豆はもちろん、タカノフーズの商品である豆腐や、厚揚げなどの関連商品もいくつか試食できます。納豆についても、ノーマルタイプだけじゃなく、切り干し大根の入った納豆や、青じそ風味の納豆など、数種類を試食できます（時期によって試食できる商品が異なる場合がありますのでご注意ください）。

１種類の量が少ないのと、一緒に食べたい飯が無いのが残念ですが、何種類か食べることができるので、結構おなかにはたまります。

最後は、お茶をいただいて終了です。

お土産つきで満足度が高い工場見学

試食が終わったら、帰り際に記念のおみやげがもらえます。

時期によって中身が異なる場合がありますが、今回は、納豆にかけると美味しい「ねぎと海苔とごま」と、納豆３パック風ティッシュボックスでした。

工場見学ツアーが終わった後は、工場直売店でのお買い物や、納豆博物館の見学を行うなど、各自自由に過ごすことができます。

なお、納豆博物館では、納豆の誕生秘話から、納豆の伝来などの歴史についての展示や、全国各地の手作り納豆の紹介、タカノフーズ商品の昔のパッケージなどが展示されています。納豆についての様々な資料や、映像をみることもできます。

また、コンピューターを使った納豆についてのミニテストコーナーもあるので、工場見学ツアーで学んだ知識を、子供と一緒にテストしてみるのも面白いかもしれませんね。