やんば天明泥流ミュージアム

江戸時代の噴火による災害を知る

やんば天明泥流ミュージアムは「八ッ場（やんば）ダム」に面したところに位置しています。

ミュージアム入口には、こじんまりとした木造の建物があります。小学校の旧校舎の一部であり懐かしい雰囲気です。

お子さんはこちらで楽しんでから、ミュージアムに行くのもよいかもしれません。

写真は、ミュージアム内の「天明泥流体感シアター」を体験した後で進む、「天明泥流展示室」です。撮影が可能なエリアです。

泥流という重苦しい空気の中、展示室はとても新しく洗練された造りになっています。

周囲のダムや浅間山を想像しながら進むと、自然の恐ろしさが感じられます。体感シアターで泥流を体感した後なので興味深く見ることができるでしょう。

泥流展示室

江戸時代の噴火による災害がつい最近のように感じられるようなものが展示されています。

ダム建設と発掘調査が26年間にもわたって行われています。埋められていた痕跡が、江戸時代とは思えない状態に驚きます。

学校での教科書での学習とはまた違った身近に感じられる体験学習ができると思います。

水没した小学校の一部を移設

大災害について知った後は、こちらの長野原町立第一小学校の旧校舎を見学しましょう。ミュージアムと比べるとほっとする空間かもしれません。

実際に使われていた予定表や、顕微鏡など理科の実験器具、昔のオルガン等々、昭和時代の学校の教室が展示されています。群馬県の上毛かるた等の展示もされています。

ダム建設で水没してしまった小学校の一部ですから、とても貴重な建物です。

時期により夜間に公開されることもあるようですので、HP等をチェックしてみてはいかがでしょうか。

少し離れたダム沿いには、工芸品やつま恋キャベツなどを扱った道の駅もありとても繁盛しています。