舎人公園（足立区）

東京ドーム13個分の広大な公園

東京都足立区にある舎人公園は、東京ドーム13個分の広大な公園です。

ソリゲレンデや、じゃぶじゃぶ池、キャンプ場、芝生広場などが楽しめます。桜のシーズンには約1000本の桜の木の下でお花見をする人々でにぎわいます。

公園の中心部にある大池は、文字通りの大きな池で、カルガモなどが生息したり、野鳥などが飛来したりするので、バードウォッチングや写真撮影をして楽しむ人も多く見られます。また、大池周辺は一部ウッドデッキで整備されていたりして歩きやすく、歩いていて気持ちが良いので散策するのにも最適です。

芝生広場についても、大池の周辺に5箇所ほど点在していて、混雑時期でも場所に困らず、のびのびと遊んだり、レジャーシートを広げてくつろいだりすることができます。木陰も適度にあるので夏場の暑い時期でも安心です。

公園の東側、じゃぶじゃぶ池やキャンプ場の近くには幼児公園があり、チューブすべり台のついた複合遊具や、大きめの砂場があり楽しめます。

舎人公園へのアクセスですが、日暮里・舎人ライナーの舎人公園駅が公園内にあり、駅から徒歩0分で行けるところも魅力です。

舎人公園は、自然に溢れた公園というわけではなく、よく整備され緑と融合した都市公園という印象です。子供と遊ぶなら、ソリゲレンデ、夏場はじゃぶじゃぶ池で思う存分に遊んで、周辺の芝生広場でお昼ごはんを食べながらくつろぐのがオススメです。

なお、舎人公園に似た、関東近郊の大規模公園としては、神代植物公園、砧公園、とちぎわんぱく公園などがオススメです。

ソリゲレンデは舎人公園の人気スポット

舎人公園の北側、じゃぶじゃぶ池の近くにある、この「ソリゲレンデ」は、子供たちにとても人気のスポットです。キレイな緑の人工芝に、そりすべり用のブルーの人工芝ゲレンデが２つ設置されています。

このソリゲレンデは小学生以下の子供が利用できます。ただし、小さな子供は、ママ・パパの付き添いが必要です。ママ・パパが座って見守る場所は、ゲレンデの端の方（この写真の手前側に）、人工芝に腰を掛けられるような場所がありますので、そこを利用するのが良いと思います。

向かって右側が最大斜度20°の上級者コース、向かって右側が最大斜度16°の初心者コースです。

初心者コースは、途中で止まってしまうくらい傾斜がゆるくスピードが抑えられたコースです。小さな子供や、ソリゲレンデが初めての場合はこちらのコースで遊ぶのが安心ですね。

上級者コースは、初心者コースに比べればスピードは出ますが、ブルーの人工芝のちょうど境目で止まるぐらいのスピードです。小学生高学年ぐらいになると少し物足りなくなるかもしれません。遊んでいる子供の顔ぶれも幼児から小学生低学年が中心です。

こちらのソリゲレンデの利用時間は10:00〜16:00です。舎人公園自体は終日オープンしていますが、あまり早く来てしまっても、ソリを借りたりゲレンデ内に入ることはできませんのでご注意ください。また、年末年始の12/29〜1/3はお休みとなります（年末年始以外は毎日利用できます）。

また、直前まで雨が降っていたりして、ゲレンデが雨や霜で濡れている場合は、危険防止のため利用を中止する場合もありますのでご注意ください。

ソリは無料でレンタルできる

ソリはソリゲレンデの入り口付近の管理棟前で無料レンタルすることができます。

ソリの台数に限りがあるため、混雑時は、1人3すべりで交代というルールがつくこともありますが、通常は、1回借りれば何度でも滑ることができます。

自分のソリを持ち込んですべることはできませんのでご注意くださいね。

ソリは、基本的に子供1人ですべります。子供同士の2人乗りは禁止されています。ただし、小さい子供はママ・パパと一緒にすべるようにしてください。また、大人だけですべることも禁止されていますのでご注意ください。

念のため、すべり方ですが、ソリの側面にある持ち手をつかみ、足はソリの中に入れて、まっすぐすべります。下まで滑ったら、衝突防止のため、すぐにコースから離れるようにしましょう。いつまでも下に座っていて、後続のソリとぶつかってしまうケースがありますので注意しましょう。

ウォータースライダーや滝で遊ぼう！

ソリゲレンデに負けず劣らず人気なのが、この「じゃぶじゃぶ池」。ソリゲレンデの近くにあります。

エリア内2か所に水の飛び出す噴水があったり、ウォータースライダーや滝などもあって、子供の好奇心をくすぐるポイントがいくつかあるのが特徴です。

利用期間は、毎年7月中旬から9月上旬の夏季のみで、毎週水曜日は定休日となっています。こちらの利用時間も10:00〜16:00ですが、途中、12:00〜13:00はお昼休憩で利用ができません。

じゃぶじゃぶ池の一画に、シャワーが設置されていますので、入る前にシャワーを浴びるようにしましょう。また、池に入る時はサンダルや履物を履いて利用した方がケガ防止になるかと思います。

また、水遊び用のおもちゃや、浮き輪の持ち込みも自由ですので、それぞれの子供に合った遊び方ができるところもポイントです。

手ぶらで気軽にバーベキュー

バーベキュー広場では、個人でバーベキューを楽しむことができます。なお、宿泊を伴うキャンプ広場は、団体でのみ利用可能です。

バーベキューの利用は、電話、または公式ホームページから事前予約が必要です。

食材や機材をすべて自分たちで用意して持ち込むことも可能ですし、すべてレンタルできるセットメニューを利用する方法もあります。セットメニューでしたら手ぶらで気軽にバーベキューを楽しむことができてオススメです。

セットメニューでは、お肉、野菜、焼きそばといった食材と、テーブル、イス、グリル、炭、油、焼肉のたれ、調味料、人数分の割り箸・取り皿、トング、炭ばさみ、フライ返しが付属しています。

キャンプ広場には調理場はありませんが、炭捨て場は設置されています。

整備されて歩きやすい遊歩道

舎人公園の大池周辺には、写真のようなウッドデッキで整備された遊歩道があります。

大池の周りすべてがウッドデッキではなく、一部の区間のみです。ただ、そのほかの区間でも、アスファルト敷きの遊歩道となっていますので、平坦で道幅が広くとても歩きやすくなっています。

ベビーカーでお散歩するのにも最適ですよ。