軽井沢千住博美術館

自然と美術の調和が生み出す美の空間

軽井沢千住博美術館は、軽井沢の美しい自然を背景に、日本画家・千住博氏の作品と建築が融合した美術館です。世界で活躍する千住博氏の代表作品を展示するだけでなく、建築家・西沢立衛氏による斬新で開放感あふれる建物も魅力の一つです。

美術館は、起伏のある床や自然光が降り注ぐ展示空間を特徴としています。1978年から2011年にかけて制作された約100点の作品が展示され、その中から40数点が定期的に選ばれています。千住博氏の「明るく開放的で今までなかったような美術館」のリクエストを受け、建築家が設計した館内には、4つの中庭から取り込まれる自然光が印象的です。床はゆるやかに傾斜し、UVカットガラスを使用しています。

美術館の他にも、四季折々の彩りが楽しめるカラーリーフガーデン、様々なジャンルの企画展を開催するギャラリー、そして軽井沢の老舗ベーカリー「浅野屋」のこだわりのパンやドリンクが楽しめる「ブランジェ浅野屋」など、併設施設も充実しています。

美術館内では、30分ほどで一周できる広さを持ち、混雑状況によりますが、ゆっくりと作品を鑑賞できます。ギャラリーでは随時様々な企画展やイベントが行われ、ベーカリー・カフェでは軽井沢の老舗ベーカリーのパンを楽しみながらくつろげます。また、ミュージアムショップでは美術館限定のオリジナルグッズや千住博氏の著書、セレクトグッズが豊富に取り揃えられています。一部商品はオンラインショップでも購入可能です。

交通案内も分かりやすく掲載されており、電車や車でのアクセスが便利です。軽井沢駅や中軽井沢駅からのアクセスは、タクシーまたはバスを利用でき、車でお越しの場合も上信越自動車道碓氷軽井沢インターチェンジから車で約15分とアクセスが良好です。駐車駐輪施設も完備されており、車60台、自転車30台、大型バス5台が収容可能です。

軽井沢千住博美術館は、美術と自然が調和した特別な空間で、千住博氏の作品を存分に楽しむことができる場所です。