軽井沢タリアセン

自然と文化のミュージアム

軽井沢タリアセンは、浅間山を望む塩沢湖が中心となっている自然と文化のミュージアムです。

中央ゲートを入って右手にこの景色を望むことができます。湖はボート乗り場があり、手漕ぎボートやペダルボートに乗れて、とても穏やかな時間が過ごせます。

また湖の周りは一周することができます。イングリッシュローズガーデンなどの一角もあります。

紅葉の季節には、色とりどりのきれいな景色を見られます。

タリアセン内には、有島武郎別荘、堀辰雄山荘など様々な別荘が移築されており、当時の様子が窺えます。また、レストランやハンバーガー、カフェなど、素敵な場所が揃っています。

アントニオ・レーモンドの夏の家

こちらの建物は「アントニオ・レーモンドの夏の家」と呼ばれ軽井沢の別荘とアトリエとして設計されました。

ペイネ博物館として利用されています。2023年に国の重要文化財に指定されています。

西洋建築様式と日本の伝統的木造技術の融合と言われています。

移築前にも、家の中からすてきな自然を眺められるような広い窓のあるリビングが感じられました。

明治四十四年館

こちらの建物は「明治四十四年館」で、国の登録有形文化財です。湖から丘に登ったところに立地しています。

かつて、軽井沢郵便局として建てられました。現在は深沢紅子野の花美術館として利用されています。

１階には、野の花のすてきなカレンダーやグッズが並べられています。また、２階には当時利用されていた絵の具やアトリエを再現した一角もあります。

睡鳩（すいきゅう）荘

湖のほとりに幻想的な建物が立地しています。「睡鳩（すいきゅう）荘」という昭和６年に建てられた建物です。

１階の居間は当時のリビングの様子が再現されています。こちらは、フランス文学者の朝吹登水子が別荘として使用していました。２階はいくつかの部屋に分かれていて、床の音が軽減されるような仕組みがわかるように展示されています。

１階のテラスには、椅子が置かれていてゆっくり湖を眺めながら、軽井沢の自然を感じることができます。