交通遊園 〜府中市郷土の森公園〜

乗り物好きな子供にはたまらない

府中市郷土の森内にある「交通遊園」は、1回100円で遊べる格安ゴーカート（エンジン式、EV式）や、足踏みカート、小さな子供でも遊べる電気自動車などが楽しめる交通公園です。

また、敷地内には様々な展示車両もあり、D51型蒸気機関車や、都電6000型、EB101型電気機関車などが置かれています。実際に運転席に入ってハンドルや計器類をさわれる車両もあります。

駐車場は郷土の森公園や、郷土の森博物館周辺に8箇所ほど点在し、合計400台ほど停めることができます。全て無料で利用できるところが魅力です。

交通遊園に一番近い駐車場としては、ゴーカート乗り場の北側の車道を挟んだ向かいに、やや小規模な駐車場があります。交通遊園の南東側にも臨時の駐車場（中規模）があり利用できる場合があります。

ちなみに、交通遊園内のトイレは２箇所。交通遊園の管理事務所のところと、交通遊園の南東のバス停付近です。

乗り物が好きな子供には１日いても飽きない遊び場スポットとなっています。

関東近郊にあるオススメの交通公園としては、 辻堂海浜公園 や、根岸交通公園、山梨県森林公園 金川の森などがあります。

1回の利用でコース3周まで。

1周約300メートルのゴーカートコース。

1回の利用で、1周から3周まで選ぶことができます。利用するには、券売機で1周券、2周券、3周券、そして1人乗りか2人乗りかを選んで購入します。

1周につき100円なので、3周すると300円になります。1人乗りでも2人乗りでも料金は変わりません。

小学3年生以上から中学生までは1人乗りを利用できます。

小学2年生以下は、必ずママ・パパと2人乗りをして、ママ・パパに運転してもらわないといけません。2人乗りの場合は子供は運転できませんのでご注意ください。

スピードの出るエンジンタイプが人気？

ゴーカートのタイプは「エンジンゴーカート」と「EVゴーカート」の2種類。

こちらはゴーカート乗り場の写真ですが、左がエンジンゴーカートで、右がEVゴーカートになります。

エンジンゴーカートの場合は券売機付近に乗り場がありますが、EVゴーカートの場合は階段を登りコースの上を渡って反対側に乗り場まで行く必要があります。

エンジンゴーカートも、EVゴーカートも操作方法（アクセルとブレーキ）は同じですが、エンジンゴーカートの方が少しだけスピードが速いので、エンジンゴーカートの方が人気があり、車両台数も多く用意されています。

両方の乗り場付近には荷物置き場があり、貴重品以外ならこちらに置いて乗車できます。

交通遊園内にコインロッカーはありませんのでご注意ください。

足踏みカートなら小さな子供でも遊べる

交通遊園には、足踏み（足漕ぎ）式カートでも遊ぶことができます。こちらは小学生以下なら小さな子供でも乗ることができます。

ただし、小学校高学年ぐらいになると背の高い子供の場合は、足がきゅうくつで漕ぎにくいかもしれません。

また、自分でうまく漕ぐことのできない小さな子供の場合は、ママ・パパが後ろで押しながら走らせてあげてくださいね。

敷地内には、信号（車の信号、歩行者の信号）や横断歩道、十字路やT字路などの交差点があって、実社会の交通ルールを遊びながら学ぶことができます。

1周したら次の人にかわるルールです。足踏みカート乗り場で1列に並んで順番を待ちましょう。

電気自動車でも遊べるよ

EVゴーカート乗り場のお隣りでは、写真のような電気自動車（1回100円）で遊ぶこともできます。

こちらは小学生以下の子供なら誰でも遊ぶことができるので、ゴーカートや足踏みカートがちょっと難しい子供でも、ママ・パパと2人で乗れば安心して遊ぶことができますね。

交通遊園には展示車両がいっぱい

こちらは交通遊園内に展示しているD51-296型蒸気機関車です。

「デゴイチ」の愛称で親しまれたこの蒸気機関車は、昭和14年に製造され、昭和47年まで国鉄で活躍していました。約242万キロ（地球を60周）を走行したと言うから驚きです。

この展示車両は、実際に運転席部分に入って仕組みを見て学ぶことができます。

D51型蒸気機関車のお隣りには、EB101型電気機関車も展示しています。

国鉄で初めての蓄電池機関車として運行し、昭和2年から昭和46年まで活躍してきました。

こちらは運転席に入って、操作レバーや計器類をさわったりして体験することができます。

交通遊園内にはその他にも、「チンチン電車」愛称で昭和25年から昭和56年まで活躍した都電6000型や、現役を引退したバスや、消防車が展示されています。

バスは、実際に運転席に乗り込み、ハンドルを動かすこともできますよ。

売店もあるよ

ゴーカート券売機付近にある売店です。

こちらには、暖かいお茶や冷たいジュース、チョコレートやスナック菓子、アイス、パン、カップラーメンなどを販売しています。カップラーメンはお湯も入れてくれますよ。

また、郷土の森公園の芝生広場などで遊べるフリスビーやゴム製サッカーボール、カラーボール、なわとび、シャボン玉なども買うことができます。

こちらの売店の目の前は、イス・テーブルセットがいくつか設置された広場になっているので、お昼ご飯を食べたり、休憩ができます。交通遊園内には屋内で飲食をできる場所が無いのでご注意ください。