小田原城NINJA館

忍者を体験して遊べるテーマパーク

小田原城址公園内にある小田原城NINJA館（小田原城歴史見聞館）は、小田原北条氏に仕えた風魔忍者をテーマにした体験型スポットです。

水術や侵入術、からくり屋敷などの8つの忍術を習得できる「忍術体験ゾーン」や、体感型シアターで敵の忍者とバーチャル対戦する「実戦ゾーン」は子供たちに人気で、子供同士や親子で協力して楽しんでいる姿が見られます。外国人の方も多く見られます。

こちらの施設は、単独チケットの販売となっており、小田原城天守閣や、常盤木門SAMURAI館などとのセット販売は行っておりません。

小田原城NINJA館は、忍者に関する資料の展示などの博物館のような感じではなく、子供たちが忍者を体験して遊べるテーマパークの色合いが強いお出かけスポットになっています。

小田原城NINJA館と同じような、「忍者」をテーマにしたお出かけスポットとしては、他にも忍者からくり屋敷や、忍野 しのびの里などもオススメです。

戦国時代へタイムトリップ！

小田原城NINJA館では受付でチケットを購入した後、「プロローグ」と言われる部屋で「戦国シアター」の準備ができるまで待機します。こちらでは、小田原城や小田原の忍者「風魔」について書かれたパネルで、風魔忍者について学ぶことができます。

「戦国シアター」の準備ができたら、大きなスクリーンのある部屋へ通されます。ここからは、一気に戦国時代へタイムトリップ。風魔から”忍務”が言い渡され、小田原城を守るために様々な体験や、謎を解いていきましょう。

シアター自体は約５分ほどの短いものとなっています。

シアターが終了すると、奥から風魔忍者が現れ、この先の体験方法や謎の解き方などを教えてくれます。

シアターによる戦国の雰囲気と、風魔忍者による演出で、子供たちはみんなワクワクドキドキでいっぱい！

8つの忍術を習得しよう！

戦国シアターの次に向かうのは、「忍術体験ゾーン」。こちらのゾーンが小田原城NINJA館のメインのエリアとなっています。

こちらでは、風魔忍者の一員になって「忍務」に挑戦していきます。体験できる忍術は以下の８つ。年齢によっては、ママ・パパに手伝ってもらわないと難しいものもありますので、一緒にチャレンジしてみてくださいね。

• 忍術1：変装術
• 忍術2：侵入術
• 忍術3：水術
• 忍術4：歩法
• 忍術5：からくり屋敷
• 忍術6：記憶術
• 忍術7：隠形術
• 忍術8：見敵術

写真は、忍術2の侵入術です。ボルタリングのような壁登りや、ロープによる壁登りができます。窓から侵入した後は、壁をつたいながら屋敷へ侵入します。

忍び文字の暗号を解き明かそう！

こちらは、忍術3の水術です。

池に落ちないように、ハスの葉の上を歩いて渡りましょう。

忍術体験ゾーンをクリアするには、8つの忍術を体験しながら、さらに、謎も解いていかないといけません。

忍術体験ゾーンの入口で渡された「忍び文字」シートにスタンプを押していき、隠された４つの文字を解いて見事暗号を解いたら、次のエリアへ進めます。途中、合い言葉を正しく伝えないと先に進むことができないところもあります。

小さなお子様は、ママ・パパと一緒に謎を解いていくのが良いかもしれません。

からくり屋敷の仕掛けを見つけよう

こちらは、忍術体験ゾーンにある「からくり屋敷」です。

この部屋の中には、いくつかの仕掛け（からくり）が隠されています。すべて見つけることができるか挑戦してみましょう。

混雑していると、他のお友達が見つけたからくりが分かってしまいますので、できるだけ人がいないところを見計らって、挑戦してみることをオススメします。

また、忍者体験ゾーンのどこかには、忍者が隠れていたり、忍者が投げた「手裏剣」や「くない（短い槍のようなもの）」が刺さっていたりするので、探してみるのも楽しいかもしれませんね。

体感型シアターで敵忍者をやっつけよう

忍者体験ゾーンで、「忍び文字」シートの暗号を解いたら、最後のエリア「実戦ゾーン」へ向かいましょう。

こちらでは、体感型シアターでスクリーン上の敵の忍者と戦うことができます。同時に5人まで一緒に戦うことが可能です。

戦い方はとっても簡単。決められた位置に立って、敵の忍者めがけて手裏剣を投げる動作をするだけ。よりたくさんの手裏剣を投げられた方が得点が高いようです。小さな子供の場合、手を少し高い位置で動かすと、よく認識してくれますよ。

戦いの最後に、本日のランキングが表示され、自分たちの順位が分かるようになっているところも面白いポイントなんです。

達人忍者を目指して頑張ろう！

なお、暗号を解いた「忍び文字」シートを小田原城天守閣に持っていくと。記念品と交換してもらえるイベントも開催しています（※）。

※時期により開催していない場合もあります。