観音崎自然博物館

毎月楽しいイベントをたくさん開催

観音崎公園の敷地内（南東の端）にある観音崎自然博物館は、観音崎にある自然、生物を展示している博物館です。海藻、季節の花々、草本、磯の生物、昆虫、両生類、爬虫類などを展示しています。絶滅危惧種で国指定の天然記念物であるミヤコタナゴや希少生物も展示されています。

特に、観音崎周辺の海の生き物にさわることができるタッチプールは子ども達に人気です。また、毎月開催しているイベントにも注目。アカテガニ集団産卵（放仔）

観察会などの水生生物の観測会や調査会、カブト・クワガタ生態観察会や、キノコ観察会、茶摘み体験など、様々なイベントをたくさん開催しています。

そのほかにも、観音崎自然博物館の取り組みとして、観音崎に残っていた希少海岸植物を増やしたり、三浦半島に住む水生昆虫、両生類等の水生生物の調査も行っています。

観音崎自然博物館で遊んだあとは、観音崎公園でアクティブに過ごすのも良し、同じく観音崎公園内にある横須賀美術館でじっくり美術鑑賞をするのも良し、１日かけてお出かけしたいオススメコースとなっています。

魚やカニ、タコにさわっちゃおう！

観音崎自然博物館の中庭テラスで体験できるタッチプールは子どもに人気です。

写真のような大きな水槽の中には、カニやヤドカリ、タコ、ハゼ、フグ、ヒトデ、ウニ、ナマコなどたくさんの生物が入っていて、どれも好きなだけ触ることができるんです。分からない生物がいたらスタッフの方に聞いてみてくださいね。

水槽の生物は、季節によって変わります。

混雑することは少ないと思いますが、だいたい５分程度で次のお友達に変わるようにするといいと思います。

水の中でしか生きられない生き物たちですので、水から外には出さないようにしてくださいね。

いきなり天然記念物が登場！

観音崎自然博物館の館内展示室です。

受付のあるエントランスホールには、いきなり国指定の天然記念物であるミヤコタナゴの大きな水槽が登場します。絶滅危惧種ですが、ここにはとってもたくさんのミヤコタナゴが飼育されていて驚かされます。

展示室に入ると、観音崎周辺で観測される鳥類や植物、昆虫などの標本展示からはじまり、海水に住む生物、淡水に住む生物が展示されています。過去に東京湾で見つけた珍しい魚などもいます。

水族館とはちょっと違う、博物館ならではの視点で生物を紹介しているので、普段はあまり気にしないような細かいところまで知ることができオススメです。

中には、三浦半島の漁業の歴史などを紹介している、ちょっと変わった展示もあります。

ここは真っ暗な深海コーナー

こちは展示室内にある深海コーナー。暗幕で仕切られた中にある展示室です。

展示物は少なくて少し寂しいですが、子どもにとっては、こういう雰囲気が楽しいんですよね。

深海コーナーを抜けると、観音崎の海洋生物の展示が少しあり、その先にはタッチプールがある中庭テラスへと続きます。

海が一望できる芝生広場で遊ぶ

観音崎自然博物館の中庭に広がる芝生広場「モニュメント芝生広場」です。

目の前に広がる東京湾のパノラマを一望でき、遠くは千葉県の房総半島まで見渡せる、とても気持ちの良いオススメの場所です。

芝生で遊んだり、レジャーシートを広げてお弁当にしたり、ゆっくりとくつろぐことができます。ベンチもいくつか設置しています。

一通り博物館の展示を見て、タッチプールで遊んだ後は、ぜひこの芝生広場に立ち寄って見てくださいね。