ヨコハマおもしろ水族館・赤ちゃん水族館

どちらも楽しい２つのエリア

ヨコハマおもしろ水族館、赤ちゃん水族館は、横浜中華街のど真ん中にある、ちょっと変わった水族館です。

イルカやシャチなどの大きな生き物はいませんが、１つ１つの水槽にユーモア溢れる工夫を凝らして、見るものを楽しい気分にさせてくれます。

ヨコハマおもしろ水族館、赤ちゃん水族館は、「おもしろ水族館」エリアと、「赤ちゃん水族館」エリアの2つのエリアに別れています。一度入園料を払えば、どちらも利用することができます。

「おもしろ水族館」エリアでは、小さな魚の学校をコンセプトにしていて、下駄箱や体育館、音楽室に校長室などなど、個性あふれる水槽に小さな魚たちを展示しています。

一方「赤ちゃん水族館」エリアは、ジャングルジムなどの遊具の周りに、小さな魚や、魚の卵などを展示しています。赤ちゃん水族館はどちらかというと、乳幼児や小学校低学年が主に楽しめるようになっています。

ヨコハマおもしろ水族館、赤ちゃん水族館は横浜中華街の中にあるため、中華街でのお食事や食べ歩き、また、近くの山下公園でのお散歩とセットで、丸１日楽しめるお出かけスポットとなっています。

そのほか、ヨコハマおもしろ水族館、赤ちゃん水族館周辺の子供が楽しめるお出かけスポットとしては、横浜おやつファクトリーや、NHK横浜放送局 ハートプラザなどがあります。

小学校の下駄箱にお魚？！

ヨコハマおもしろ水族館へ一歩踏み出すと、まず最初にあらわれるのは、小学校の下駄箱？！

ただ下駄箱のデザインの水槽が置いてあるだけじゃないんです。ここにいる魚たちは、靴や足にちなんだ名前や、動きに特徴のあるものたちが集まっているのです。

まだ入り口ですが、各ゾーンすべてにテーマがあり、楽しい実験水槽やちょっと笑えるギャグ水槽がいっぱいつまっています。

おもしろ水族館ならではのおもしろ実験

こちらは、たこ焼きとたこ焼きプレートをタコのお家にしてみようという、仰天発想の水槽です。

たこ焼きを模した、まあるいガラスのボールが置いてあるのですが、意外とここの家主は気に入っている様子で、ガラスボールの中に入ったり出たりしながら遊んでいました。

この他にも、ヤドカリさんに模型のお家をプレゼントしてみたらどう生活するのかという実験や、アナゴやチンアナゴの独特な生態系を利用した実験など、数種類の実験水槽があります。

他の水族館ではみられない、おもしろ水族館ならではの楽しみ方ができます。

中には、「メダカの学校水槽」というような、校舎の模型が入っている水槽に、メダカが泳いでいるというベタなものもたまには登場しますが。。

遊具と水槽のコラボレーション？！

こちらは、赤ちゃん水族館にあるジャングルジムです。

ただのジャングルジムではなく、ジャングルジムを登りながら、途中にあるお魚の水槽を観察するという、変わった発想のもの。

室内には、ジャングルジムのほかに、すべり台の遊具があります。こちらもただのすべり台ではなく、滑走面の下が大きなアーチ状の水槽になっていて、すべり台を滑ったあとは、アーチ水槽を潜って、またすべりにいくといった楽しみ方ができる遊具です。

どれも普通の水族館には絶対にない発想ですが、それがここヨコハマおもしろ水族館、赤ちゃん水族館の特徴でもあるんです。

魚の赤ちゃんや、卵をたくさん展示

赤ちゃん水族館は、魚の幼稚園がコンセプトのエリアです。

エリア内には、先ほどのジャングルジム、すべり台などの遊具のほか、絵本棚のような水槽や、幼稚園の雰囲気に合わせた水槽が壁いっぱいに並んでいます。

また、ここに住んでいる魚たちも、孵化したばかりの赤ちゃんの魚や、まだ孵化していない卵などが中心に展示されています。

こちらのエリアにも、おもしろ水族館にあったような、実験水槽もいくつかありますので、ぜひ楽しんでみてください。

ここ赤ちゃん水族館は、小さな子供が体を使って遊びながら、同時に魚にも触れらる不思議な空間となっています。

また、室内には子供用トイレも設置されていますので、オムツを卒業したばかりのお子様でも、安心して遊ばせることができます。