芹沢公園

入園料・駐車場無料でここまで遊べる

芹沢公園は、2017年4月に全面オープンした神奈川県の座間市にある大規模公園です。

園内には、とっても大きな芝生広場や、長さ50メートルのローラー滑り台、ボール遊びができる人工芝のファミリーコート、遊具コーナーなどがあります。

また、公園の中央（写真の散策路）付近には、第二次世界大戦末期の空襲被害から守るために作られた防空壕跡も残っています。（柵が設置されているため中には入れません）

園内の自然をぬうように作られた散策路をお散歩しながら、湿性植物コーナーや、水せせらぎコーナー、防空壕跡を巡るのも楽しいですよ。特に公園の南側にある水せせらぎコーナーでは、夏場に水着で水遊びをして楽しむ子供の姿が見られます。座間のおいしい水の水源地として知られるほど水はきれいなので、安心して気持ちよく水遊びができます。

こんなにたくさんの遊びができてしまう芹沢公園ですが、入園料も、駐車場代も全て無料で楽しめる、とってもお得な公園なんです。

芹沢公園の他に、ローラー滑り台がある神奈川県の公園で、入園料無料、駐車場無料のところは、県立おだわら諏訪の原公園や、中井中央公園、ぼうさいの丘公園がオススメです。

約14,000㎡の気持ちのよい芝生広場

芹沢公園の一番の魅力は、なんといってもこの広大な芝生広場。

公園の西側の高台に位置していて、芝生広場の脇には数台がとめられる西駐車場があります。

週末の午後には多くの家族連れが集まり、レジャーシートを広げてお弁当を食べたり、バドミントンやボール遊びをしたりして楽しんでいます。

芝生広場の中央には枝を大きく広げた大小の樹木が植えられていて、日差しの強い暑い日でも、涼しく爽やかな木陰を作ってくれます。

また、芝生広場の周囲はぐるっとジョギングコースとなっていて、お散歩をしたり、ランニングをしたり、かけっこの練習をしたりする姿を多く見かけます。

北駐車場や東駐車場から芝生広場へ向かう場合は、一度、谷間へ降りたあと、高台の芝生広場まで登っていく必要があります。

スピードの出すぎにご注意を

北駐車場の近くには、長さ５０メートルのローラー滑り台があります。６歳から１２歳までが遊べます。

お尻の下に敷くシートの貸し出しはないので、ダンボールや、プラスチック製の芝そりマットなどを持参することをオススメします。

体重の軽い小学校低学年生は、あまりスピードが出ないで途中で止まってしまうこともありますが、小学校高学年生や大人のように体重がある程度重いと、逆にスピードが出すぎて怖いこともありますので、靴でスピードを調整するなど注意しながら滑りましょう。

ローラー滑り台以外にも、通常の滑り台や、うんてい、ブランコなどの遊具もあります。６歳に満たない乳幼児は、こちらの遊具で遊ぶことができます。

親子で思いっきりボール遊び

ローラー滑り台と同じく北側駐車場の近くにあるのが、このファミリーコート。

全面人工芝が敷かれていて、サッカーグランド１面がギリギリ入るか入らないかの大きさです。

こちらは、一般的な多目的広場と違って、ボール遊び専用のコートですので、思いっきりボールを蹴って楽しむことができます。

人工芝も比較的柔らかい素材なので、スライディングしたり転んだりしたとしても、あまり痛くないのが嬉しいポイント。

ファミリーコートの周囲には、屋根付きのベンチがあり、休憩をしたり食事をしたりすることもできます。

自然の中の散策路で森林浴

芹沢公園内の散策路は、舗装されていてベビーカーでも通れる散策路から、写真のように森の中を通る未舗装の散策路まで様々。特に森の中を通る散策路は、自然満載でとっても気持ちがいいんです。

公園の東と西が高台で、中央が谷間という構造のため、散策路もアップダウンが結構あります。ただ、急な階段や急坂は少なく、緩やかな登り（下り）坂の道が多い印象です。

トイレは、東西南北の各駐車場の近くにそれぞれあります。ふれあい広場・遊具コーナー、芝生広場、せせらぎコーナー、ローラー滑り台などの見どころも東西南北に別れて配置されています。各見どころをつなぐ散策路を使って、のんびりお散歩をしながら１日めぐるのがオススメです。