絵と言葉のライブラリー ミッカ

ミッカは好奇心に合わせて遊べる施設

葛飾駅前の商用ビル「リリオ館」内にある絵と言葉のライブラリー ミッカは、子どもの好奇心を駆き立てる小さな図書館です。

館内には、厳選された魅力的な絵本や、図鑑、マンガなどの本がたくさん並んでいます。大きなソファーに腰掛けて、または寝そべって本を読んだり、まるで隠れ家のような小屋で読み聞かせをしたりして過ごすことができます。

本を読む以外にもミッカでの過ごし方はさまざま。少し暗くて不思議な小部屋「ギャラリー」で遊んだり、広いテーブルに色えんぴつや、絵の具、クレヨン、色紙のある工作室「アトリエ」で制作をしたり、その子の好奇心のままに過ごすことができます。

また、フロアの中央にある「ミッカシアター」では、落語家によるこども落語や、お笑い芸人によるステージ、絵本・紙芝居劇場などを開催していて人気です。

子どものための施設と言うだけあって、小学生以下の利用料がいつでも無料というところもミッカの魅力です。未就学児はママ・パパと一緒に利用しなければいけませんが、小学生以上なら子どもだけで利用することもできるんです。ママ・パパがリリオ館でお買い物をしている間に、子どもだけでミッカを利用するということも可能です。

ただし、大人（18歳以上）だけの利用はできないのでご注意ください。（子どものための施設ですので。）

ミッカに併設したレストラン「クリマ」では、ハンバーグやグラタンなどの洋食を中心に、お子様ランチや、ジュース、デザートなども提供しています。

ミッカでは途中退出・再入場が可能ですので、お昼休憩でちょっとご飯を食べに行って、またミッカに戻ってくるということもできます。

そのほか、ミッカの館内には、小さな子どもでも安心して利用できる「授乳室」や「おむつ交換台」などもあります。

絵と言葉のライブラリー ミッカと同じように、図書館・図書室が魅力のお出かけスポットとしては、国際子ども図書館や、ふなばしアンデルセン公園内の図書室などもオススメです。

壁一面に魅力的な本がいっぱい

ミッカのフロアの一画には、本がいっぱい詰まった本棚が壁一面に設置されています。

絵本や、図鑑、マンガ、紙芝居、大きな本から小さな本までたくさん揃っています。厳選した本が並んでいるので、子どもの好奇心をくすぐるような魅力的な本が多いのが特徴です。

また、子ども向けの本だけでなく、大人向けとは言わないまでも、大人が読んでみたくなるような本も置いてあります。

本棚の前には、踏み台がいくつか置いてあって、高いところにある本も子ども一人で取れるような配慮がなされています。

気に入った本を選んだら、本棚の前にあるイスに座って読んでもいいですし、ミッカのフロアの好きな場所に持って行って読むこともできます。

ただし、ミッカでは、本の貸し出しは行っていません。本を家に持ち帰ることはできませんのでご注意ください。

どうしても家で読みたい場合は、ミッカの受付け近くにある「図書サービスカウンター」を利用するのも手です。区立図書館と連携ししているので、区立図書館に所蔵している本であれば、こちらのサービスカウンターを使って予約し、借りることができます。（ただし、予約してから貸し出しまでは時間を要しますのでご注意くださいね）

ソファーでくつろぎながら本を読もう

こちらは、大きなソファーが置いてあるフロアーです。

この大きなソファーに座ったり、寄りかかったり、クッションを抱え込んだり、時には寝そべったりして、好きな本を楽しむことができます。ソファーは、壁に沿って部屋を囲むように置かれているので、多少混雑した時でも座る場所が空いてなくて困るというようなことはあまりありません。

このソファー、柔らかすぎず、固すぎず、ちょうど良い座りごごちで、厚みもあるので、長時間座っていてもあまり疲れないんです。

また、ミッカでは素足（または靴下）でリラックスして過ごせるの魅力の一つ。ミッカの館内は全体的に土足厳禁のため、入り口で靴を脱いで、裸足か、靴下で過ごすとこになります。この大きなソファーエリア、本棚エリア、制作（アトリエ）エリアは、床がピカピカのフローリング敷きなので、清潔感があって気持ちが良いです。

少し暗くて不思議な小部屋

こちらは、大きなソファーエリアのお隣りにある、「ギャラリー」という少し暗くて不思議な小部屋。

テーマにそった本が置いてあったり、おもちゃが置いてあったりして、薄暗い中で、リラックスしたり、ちょっと気分を変えて遊ぶことができます。

こちらの床は、柔らかいマットの素材になっているので、床に直接座って遊ぶのも気持ちがいいですね。小さな子どもがこちらで遊ぶ姿をよく見かけます。

ちょっと薄暗いので、本を読むならやっぱり先ほどの大きなソファーエリアや、本棚エリアをオススメします。

隠し部屋発見！

こちらは、大きなソファーエリアにある小屋です。小さなローテーブルがあって、静かに本を読んだり、ママ・パパが読み聞かせをしてあげたりすることができます。

ソファーエリアのはじっこの高い位置にあるので、なんとも隠れ家のようで、子どもの好奇心やワクワク感を駆き立てます。

入り口も狭いので、大人が頭を低くしてやっと入れる小部屋です。中に入れば、大人でも頭を低くしないで座っていられるぐらいの空間はあります。

子どもたちに人気なので、いつも誰かしらがこちらを利用している印象です。なるべく長時間の利用は避けて、順番にみんなが利用していくのが良いと思います。

オススメイベント満載のミッカシアター

ミッカのちょうど中央には、「ミッカシアター」という小さな小さな劇場があります。

劇場と言っても、ステージや座席があるわけではなく、真っ赤なカーテンに囲まれた部屋に段々になったソファーマットがあるだけというシンプルな作り。観客はソファーマットに直接座って観覧します。

ここミッカシアターでは、落語家さんが来て こども落語を行ったり、お笑い芸人によるステージがあったり、音楽演奏があったり、絵本や紙しばいの読み聞かせ劇場があったりと、毎週、どこかでイベントが行われます。誰でも無料で楽しむことができます。

とっても小さな劇場なので、目の前で繰り広げられる落語や、ステージは、とっても迫力があり、子供たちも真剣に聴き入ることができます。

ミッカシアター以外で行われるイベントとしては、アトリエで開催されるワークショップイベントもオススメです。

ペーパージオラマ制作や、ランプシェード制作、切り紙制作などなど、不定期にさまざまなワークショップイベントが開催されています。

また、毎週水曜日は「絵の具の日」。アトリエエリアで、絵の具で使って自由に楽しくお絵かきをするイベントがあります。予約不要で誰でも参加できるのでオススメです。絵の具遊びに参加する場合は、汚れても良い服、もしくはスモッグやエプロンの着用、または持参していくのが良いと思います。