大沢農園 さくらんぼ狩り

ゴールデンウィークから収穫できる

大沢農園は、なんといってもゴールデンウィークからさくらんぼ狩りが楽しめるところが一番の魅力です。

また、立地も素晴らしく、高台の日当たりのよい南東向き傾斜地にあるのですが、眼下には甲府盆地や、天気が良ければ富士山も見えるという、気持ちの良い景色もまた魅力です。農園内には見晴らし台もあり、ちょっと休憩したり、お弁当を持参してお昼ご飯を食べたりすることもできます。

空いていれば予約なしでもすぐに体験できますが、混雑時などは予約の方優先となりますので、できれば予約して訪れた方が安心です。

大沢農園の場所は、カーナビだと少しわかりにくいかもしれませんので、道路脇にある「大沢農園」の看板を探しながら向かいましょう。

大沢農園では2種類のハウスでさくらんぼを栽培しています。1つは、温室ハウス。こちらは、加温したハウスで栽培することにより、通常より早い時期に収穫することができます。

ゴールデンウィークにさくらんぼ狩りができるのも、この温室ハウスがあるからです。

もう1つは、雨よけハウス。通常のハウス栽培となりますので、5月下旬から6月下旬の時期は、こちらでさくらんぼ狩りを行います。

どちらのハウスも屋根が付いていますので、雨の日でもさくらんぼ狩りを楽しむことができます。前もって予約していたのに、当日雨で中止に、なんて心配もありません。

大沢農園の入り口付近では、お土産用にさくらんぼの販売もしています。

おいしいさくらんぼをご近所さんにおすそ分けしたり、家に帰ってさくらんぼ狩りを振り返りながら家族で味わうのもいいかもしれませんね。

大沢農園周辺の子供が楽しめるスポットとしては、車で15分ほどの場所にある笛吹川フルーツ公園や、万力公園、山梨県森林公園 金川の森、桔梗信玄餅工場テーマパークなどがおすすめです。

暖かいハウスでのびのび収穫

大沢農園に着いたら、農園から道路を挟んで向かいの駐車場に車をとめます。連休の時期は、駐車場内も少し混雑しますので、お子様は車に注意するようにしましょう。

ゴールデンウィークから5月下旬に訪れると、写真のような温室ハウスへと案内されます（時期によって収穫するハウスは異なる場合があります）。

大沢農園は高台にあるので、少し肌寒いこともありますが、このハウス内は暖かいので全然大丈夫。子供たちものびのび収穫できますね。

さくらんぼはなぜビニールハウスで作られるのでしょう。

さくらんぼにとって、雨は大敵のようです。

「一雨三割」という言葉があります。一回の雨で３割が実割れしてしまい、３回も降れば全滅してしまうという意味です。さくらんぼは雨が当たると実の表面から水分を吸って皮が割れてしまい、そこからカビが発生してしまいます。ですので、雨に当たらないように、ビニールの屋根をかけてその下で栽培されています。

ー「大沢農園」公式ホームページより

気持ちよくたくさん食べて帰りましょう

気持ちよくさくらんぼ狩りを楽しむためのルールです。

特に子供が気をつけたい点としては、以下のようなものがあります。

・いくらおいしいからといって、さくらんぼをポケットに詰め込むのはやめましょう。収穫したさくらんぼはその場で食べましょう。

・元気いっぱいの子供たちですが、木登りはやめましょう。さくらんぼの木がかわいそうですので。

・色々な木からたくさん食べたいのはわかりますが、ハウス内では走らないようにしましょう。さくらんぼの皮などで、地面が滑りやすいです。

・背が小さいので簡単にくぐれてしまいますが、ロープの外側には行かないようにしましょう。ロープの外側にあるさくらんぼの木は、まだ収穫の時期ではありませんので。

ルールを守って、とにかくたくさん食べて帰りたいですね。

味の違いを食べ比べてみよう！

さくらんぼの木には、写真のように脚立がいくつも設置されていて、高いところも楽々収穫することができます。甘くておいしいさくらんぼは、日当たりの良い高いところにあることが多いとのことです。

手の届かないところにある、おいしそうなさくらんぼを見つけたら、スタッフの方にお願いして脚立を移動してもらうのもアリです。

さくらんぼの品種もさまざま。佐藤錦や、紅秀峰、高砂、紅さやか、香夏錦などなど、時期にもよりますが、たくさんの複数の種類を収穫することができます。

場所や木の種類によって、味の異なるさくらんぼを食べ比べながら、さくらんぼ狩りを存分に楽しんでくださいね。

「さくらんぼ狩り」は子供に特におすすめしたい味覚狩りの1つです。

その1番の理由としては、狩り取れる回数が多いこと。さくらんぼは小さいので、お腹いっぱいになるまで、何度も何度も「摘み取って食べる」「摘み取って食べる」を繰り返すことができます。子供たちも、その場で収穫して食べるという楽しさを何度も何度も味わうことができるのです。