西湖いやしの里根場

子供も楽しい体験メニューが豊富

かつては美しい富士山を背に、かやぶき屋根が並んでいた西湖畔の根場地区は、昭和41年の台風災害で壊滅的な被害を受けました。そんな日本の原風景である、かやぶき屋根の集落を甦らせようと、2006年に「西湖いやしの里根場」の第一期がオープンし、さらに、かやぶき民家を20棟に増設して、2010年にリニューアルオープンしました。

ここでは、地元の食材を使った食事処や、かやぶき民家を利用した陶芸体験や手すき葉書作成体験などの体験メニューなどが楽しめます。雄大な富士山をバックに、のんびりとした時間を過ごせる癒しのスポットです。

小さい子供でも楽しめる葉書制作

かやぶき民家内で行われている体験メニューは、繭を使った制作体験や、つるし飾り制作体験、陶芸体験、線香作り体験、和紙を使った制作体験などがあります。陶芸体験のような子供には少し難しいものから、和紙を使って葉書に模様付けするような、小さい子供でも楽しめる制作体験まで色々あります。複数体験したい場合は、時間に余裕をもってまわるようにしましょう。

昔なつかしい道具を使って遊ぼう

西湖いやしの里の中央部にある「ちびっこ広場」では、竹馬や、竹ぽっくりなど、昔なつかしい道具を使って自由に遊ぶことができます。東屋もあるので、歩き疲れた時の休憩場としても利用できます。また、この広場では、餅つきなどのイベントも不定期で開催しています。

石臼で挽いたお蕎麦が人気

この他にも、かやぶき民家を利用して、地元食材を使った「田舎料理」「ほうとう」などを提供する食事処などがあります。特におすすめは、毎日石臼で挽いた香り高いお蕎麦が人気の「手打そば 松扇（しょうせん）」。このお蕎麦目当てに西湖いやしの里を訪れるリピーターも多いとか。少々お値段は高めですが、他にはないお蕎麦を味わうことができますよ。