日産スタジアム ワールドカップスタジアムツアー

普段入れない日産スタジアム内部を探検

日産スタジアム ワールドカップスタジアムツアーは、2002FIFAワールドカップ決勝の舞台となった日産スタジアム内部を見学できるガイド付きツアーです。所要時間は約60分間。

優勝国ブラジル代表が実際に使用したロッカールームや、試合前に選手が調整するウォーミングアップルームなどのエリアは必見です。また、選手が試合前にピッチに向かうビクトリーロードの入場体験も子供たちに大人気。VIPシートに座る体験もユニークです。

普段立ち入れないエリアを見て回り、とても貴重な体験もできるオススメのスポットなんです。

日産スタジアム ワールドカップスタジアムツアーを個人で参加する場合の予約は不要です。当日、日産スタジアム東ゲート付近にあるスタジアムショップ内で開始10分前までに受付を行います（円柱形の建物が目印です）。

受付をすると、お土産としてワールドカップ決勝戦のピッチと同じ種類の「芝の種」がもらえます。

日産スタジアムがある新横浜公園内のお出かけ情報は、こちらをご覧ください。

実際に使用したブラジルロッカールーム

日産スタジアム ワールドカップスタジアムツアーはスタジアムショップの建物から出発します。案内役は、ボランティアのツアーガイドさん。とても丁寧にいろんなことを教えてくれますよ。

まず最初は東ゲートからいきなりスタジアム内に入ります。東ゲートはバックスタンド側となっていて、そこから観客席を歩いてメインスタンド側へ向かいます。72327人収容できる巨大なスタジアムの迫力と開放感に圧倒させられてしまいます。

メインスタンドに着くと、選手やスタッフしか通れない特別な場所から入り、選手のロッカールームを見学します。このロッカールーム、2002年のワールドカップで優勝したブラジル代表が実際に使っていたところなんです。見学ツアーのために、ユニフォームや国旗、作戦用のホワイトボードなどが再現されています。

各ロッカーの座席の後ろには、ブラジルの選手全員の直筆サインが残されています。ちなみに、対戦国（準優勝）のドイツ側のロッカーには、ドイツ代表のサインはもらえなかったそうです。試合に負けて、そんな気持ちになれなかったのでしょうね。

このロッカールームは普段も使用されていて、見学ツアーのたびにブラジルロッカールームとして模様替えをしています。

ハンガーに掛かっているユニフォームを着ることもできるので、ぜひ親子で記念撮影してみてくださいね。

ウォーミングアップルームを見学

ロッカールームのとなりには、選手が試合前、またはハーフタイムに利用するウォーミングアップルームがあります。こちらには、床全体に人工芝が敷かれていて、とても広々としたスペースとなっています。

壁にはゴールが描かれていて、ゴールに向かってボールを蹴ることができます。実際に選手が、ゴールに向かってシュート練習をしていたかどうかは分かりませんが、こちらも絶好の写真撮影ポイントとなっています。

ビクトリーロードから入場してみよう！

次に向かうのは、メインスタンド中央のビクトリーロードです。

こちらでは、2002年のワールドカップで使われた入場曲とともに、ピッチへ入場する体験ができます。まるで、本当に試合に出場するかのような臨場感満点の気分が味わえ、とてもオススメです。

ただし、実際に芝生までは入ることはできません。また、ピッチの整備状況によっては、入場体験ができない場合がありますのでご注意ください。

このビクトリーロード付近には、2002年のワールドカップ当時の写真やポスター、選手たちのサイン入りユニフォームなどが展示されています。

また、選手や監督、スタッフが座るベンチシートも展示されていて、実際に座ることもできます。日産の最高級スポーツカーに使用されているものと同じシートの座りごごちは格別です。こちらも親子で記念写真をとれるオススメポイントとなっています。

VIPシートに座っちゃおう！

最後に見学するのは、VIPシート。普段、あまり入ることができないエリアです。

写真のブルーのVIPシートには、実際に座ることもできます。一般席との座りごごちの違いを体感することができます。

このブルーのVIPシートの上部には、さらに特別なシートが設置されています。天皇陛下や、世界の要人や招待客など、特別の人しか座れないプレミアムなシートなんです。さすがに、こちらには座ることはできませんが、間近で見学することができます。

VIPシートを見学した後は、再びバックスタンド側へ向かい、東ゲートから出たところでツアー終了となります。日産スタジアム ワールドカップスタジアムツアーは、所要時間60分間に見どころがギッシリ詰まったオススメのツアーです。