小菅ケ谷北公園

魅力的な3つのゾーンで1日遊ぼう

小菅ケ谷北公園は、神奈川県横浜市にある公園施設です。2009年のオープンから順次利用範囲を拡大しています。

園内は、利用拠点ゾーン、自然観察ゾーン、散策の森ゾーンの3つのゾーンに分かれています。

利用拠点ゾーンでは、幼児用遊具があったり手ぶらでバーベキューが楽しめる設備が整っています。

自然観察ゾーンでは、湿地を活用した自然を観察できるエリアで、野鳥観察やホタル鑑賞ができます。

散策の森ゾーンでは、手付かずの雑木林や里山を散策できます。

小菅ケ谷北公園では、季節ごとに魅力的なイベントも開催しています。特に子供が楽しめそうなイベントとしては、以下のようなものがあります。

• 3月「しいたけの菌打ち体験会」
• 4月「たけのこ掘り体験会」
• 7月「ホタルを愛でる夕べ」
• 8月「昆虫採集大会」
• 10月「ハロウィンかぼちゃを作ろう♪」

小菅ケ谷北公園は入園無料で駐車場（有料）も完備しているので、ぷらっと気軽にお出かけできるスポットとなっています。（バーベキューは有料です）

小菅ケ谷北公園と同じように、神奈川県内にあるバーベキューができる公園として、大和ゆとりの森や、引地川公園泉の森、藤沢市少年の森、引地台公園などがオススメです。

セッティング・片付け不要サービスあり

小菅ケ谷北公園では、利用拠点ゾーンの芝生広場でバーベキューを楽しむことができます。駐車場に近いので荷物の移動などの手間も少なくて済むのも特徴です。

そして、バーベキュープランも利用者の状況に合わせて色々選べます。

サイト(区画)利用料のみを支払って、器材や食材は全て自分たちで用意するプランでもいいですし、サイト(区画)利用料に加えて、器材や食材も現地で用意してもらうプランも手軽で人気です。

器材付き食材プランでは、人数分のテーブル・イスや、タープまで用意してもらえるんです。タープがあれば雨の日でもバーベキューが楽しめちゃいますね。（器材付き食材プランには子供用プランもあります）

そして、器材付き食材プランで嬉しいのが、セッティング・片付け不要のサービス付きなところ。スタッフの方が事前の器材セッティングと、バーベキューで一番大変で煩わしい後片付けをやってくれちゃうというから驚きです。まさに、手ぶらで手軽にバーベキューを楽しめるプランです。

バーベキューの利用には事前の予約が安心です。オンラインで簡単に予約できてしまうところもオススメです。（3ヶ月先同日までが予約が可能）

なお、バーベキューエリア内にある設備としては、炊事場、トイレ（洋式）、授乳室、休憩所、遊具など。必要な設備は一通りそろっているので、小さな子供連れでも特に不便を感じることはないと思います。

小菅ケ谷北公園のバーバキューエリア全体が芝生広場になっているところも、小さな子供を遊ばせるのにちょうどいい環境ですね。

器材や食器、食材等の個別レンタルも可

器材を全て自分で持ち込むのもいいですが、足りないものだけ個別に現地でレンタルすることも可能です。

軍手、木炭、着火剤、包丁、まな板などの小物から、鉄板、バーベキューグリル、ダッチオーブン、ライスクッカーなどの大きなもの、そして、テーブル・イス、タープ（S/M/L）、クーラーボックスまでレンタルすることができます。

また、食器や調味料、食材なども個別にレンタル・購入することもできます。

箸、紙皿、紙コップなどの食器、サラダオイル、焼肉のたれ、塩・こしょうなどの調味料、お肉、焼きそばセット、ライスクッカーセット等の食材など。

※ただし、食材の場合、現地購入される食材とお持ち込みの食材を、併せてご利用いただく事は出できないので注意が必要です。

器材や食材等の数に限りがあるので、もしレンタルするものが決まっている場合は事前に予約をすることをオススメします。

子供にちょうど良い規模の散策コース

小菅ケ谷北公園の散策の森ゾーンです。こちらでは、手付かずの雑木林や里山を散策できます。

ただし、散策路は全体的にアップダウンが多いのでご注意ください。

まず、利用拠点ゾーンから散策の森ゾーンへは、いきなり長い登り階段から始まります。階段の途中には休憩用ベンチがあるので、休み休みゆっくり登ってみてください。

がんばって上まで登ると、そこにはご褒美のビュースポットが待っています。こちらのビュースポットでは、天気の良い晴れた日には、遠く富士山が見渡せる絶景となっています。

ビュースポットの近くには、4〜6人座れるイス・テーブルが2セットあるので、富士山を眺めながら休憩したり、お昼ご飯にしたりするのも良いかもしれませんね。

散策の森ゾーンは、順次拡張される計画があるので、公園に訪れるたびに、新たな散策路が切り開かれているかもしれませんよ。

最初の長い階段は大変ですが、小さな子供を連れてお散歩するには、ちょうど良い規模の散策コースとなっていてオススメです。

200匹のホタルを観察できる！？

自然観察ゾーンでは、湿地を活用した自然を観察できるエリアで、ウッドデッキも整備されています。植物や野鳥、小さな生き物の観察を行うことができます。

自然観察ゾーンの近くには駐車場はないので、駐車場のある利用拠点ゾーンから10分ほど車道沿いを歩いて移動する必要があります。

湿地の一部は、田んぼになっていて、こちらで小菅ケ谷米を作っているそうです。田んぼではカエルが多く観察できます。

毎年7月中旬ごろには、「ホタルを愛でる夕べ」というホタル鑑賞を行うイベントが開催され多くの人々が訪れます。多い時では、200匹ほどのホタルが観察できるというから、とっても水と自然がきれいな場所というのがわかると思います。

また、利用拠点ゾーン近くにある池の周辺も一部ウッドデッキが整備されていて、池周辺の自然や野鳥などを観察することができます。池の近くには茶畑もあり、毎年5月から7月ごろにかけて茶摘みのイベントなども開催しています。

小さな子供はこちらの遊具で遊べます

最後に、小菅ケ谷北公園にある幼児用遊具をご紹介します。

利用拠点ゾーンの芝生広場（バーベキュー施設）の片隅に、幼児用のすべり台（写真）と、円筒形の小さめのジャングルジムのような遊具が設置されています。

バーベキューをやりながら子供を遊ばせるのにちょうど良い場所にあります。

遊具の下は芝生になっているので、多少転んでもケガをしにくいところも嬉しいポイント。