国立科学博物館

421万点を超える膨大な展示量

上野公園内にあるお出かけスポット「国立科学博物館」は、日本や地球の自然・歴史を展示している博物館です。また、ドーム全体がスクリーンになっていて迫力映像が楽しめる「シアター36○」も人気。国立科学博物館全体で展示資料が421万点を超え、地上3階建ての日本館、地下3階・地上3階建ての地球館の全てをまわるには丸1日かかるほどのボリューム感。

ドーム型迫力映像の大臨場感

「シアター36○」は、直径12.8メートルのドーム内全てがスクリーンになっていて、迫力映像が楽しめます。座席はありません。中にある手すり付きブリッジに立って、360度映像を自由に楽しめるスタイル。本当にその場にいるような大臨場感。独特の浮遊感があるので、乗り物酔いしやすい人は注意してくださいね。上映時間は10分程度で入れ替わりが早いので、特別な日を除けばあまり混雑は感じないと思います。

ちなみに、この「シアター36○」は2005年「愛・地球博」で好評だった「地球の部屋」を国立科学博物館に移設したものなんです。

日本列島の自然や歴史を展示

「日本館」では、日本列島の自然と歴史を展示しているエリアです。人類や暮らしの進化や、自然・生き物の進化の両方が紹介されているので、子供たちにとって、分かりやすく整理でき、色々な発見があると思います。地球館に比べると、派手さがおさえられているので、未就学の小さな子供は少し退屈してしまうかもしれません。

地球館のダイナミックな展示

「地球館」では、生物の進化や科学を展示しているエリアです。地球上の生物の進化を剥製や模型を使ってダイナミックで迫力のある展示をしています。また、科学技術や、宇宙の知識に関する紹介も子供には人気があります。地下3階から地上3階まで、とっても見応えがあります。

大迫力の巨大恐竜がたくさん！

地球館で子供たちに特に人気が高いのは、地下1階の恐竜の化石フロア。一歩フロアに踏み入れると、そこには大迫力の巨大恐竜たちが待ち受けています。ティラノサウルス、トリケラトプス、ステゴサウルスなど、みんなが知っている有名恐竜から、珍しい恐竜まで、パネルや骨格展示で説明しています。なお、ここのトリケラトプスの全身骨格は、世界で最も保存状態が良いと言われていますので必見です。

科学技術を体験しながら学ぼう！

地球館2階の科学技術のフロアも人気の高いエリアです。こちらには、物理学分野を中心に、体験型しながら直感的に学ぶことができる仕掛けがたくさん設置されています。特におすすめなのは、地震の震源地を予想するゲーム。6人まで参加でき、それぞれで発信した観測データをもとに、震源地を予想するものですが、これが結構ハマってしまうんです。何度も挑戦する子供たちも多く見られます。

子供用端末もあります。

ミュージアムショップ付近では「かはくナビ」「音声ガイド」を貸し出しています。「かはくナビ」は、館内各所にある展示資料の足元の番号を入力すると、研究者による解説がイヤホンから流れます。大人用と子供用の2種類あり。

※かはくナビ：310円

　音声ガイド：310円