引地川親水公園

遊具に散策に川遊び、見所満載の公園

引地川親水公園は、南北に流れる引地川を囲むように作られた公園です。

園内には、ローラーすべり台や、ターザンロープなどの遊具や、幼児が遊べる複合遊具、多目的広場、球技広場、ウッドデッキから観察できる湿性植物園（２ヶ所）などがあります。夏場には、川原に降りて水遊びを楽しむ子供たちの姿も見られます。

川に沿ってキレイな散策路が整備されているので、公園を一周ぐるっと散策したり、自転車でサイクリングしたりするのも気持ちが良いです。

引地川親水公園は桜の名所としても有名で、川沿いの散策路の両側にずらーっと並んだ桜並木は、毎年春になると公園全体を覆いつくすように美しい景観を見せてくれます。ゴールデンウィーク前後には、川沿いでフジの花が咲きとてもキレイです。

また、毎年6月上旬には「親水公園まつり」が開催され、バザーや縁日、ポニー引き馬などのイベントで盛り上がります。

見どころ満載の引地川親水公園ですが、入園料無料、駐車場も無料で楽しめちゃう家族にオススメの公園なんです。

さらに、引地川親水公園の東側に隣接する「ふるさとの森」は、自然の中で野鳥や昆虫、植物とふれあえる場所として、引地川親水公園と一緒に利用したいお出かけスポットです。

引地川親水公園と同じような、神奈川県内の川遊びができる公園としては、わんぱくらんどや、大和ゆとりの森、県立相模三川公園などがオススメです。

ローラー滑り台とターザンロープが人気

引地川親水公園の南東の場所にある遊具広場には、大型遊具や木製アスレチックなどが設置されています。特に長さ約３０メートルのローラーすべり台や、アスレチックでおなじみのターザンロープが子供たちには人気です。

ローラーすべり台は、繰り返しすべるとお尻が痛くなってしまうので、芝ソリ用のプラスチック製シートや、ダンボールなどを持参すると安心です。

遊具広場には、全体的に芝生が植えられているので、ボール遊びなどを楽しむ親子の姿も多く見られます。周囲のところどころに木々があり、適度に木陰を作ってくれています。ただし、週末などの混雑時期には木陰がうまってしまう場合があるので、簡易テントを持参して行くと安心ですよ。

アスレチックのような複合遊具が楽しい

もう１ヶ所の遊具広場には、幼児から遊べる大型の複合遊具が設置されています。

ぐるりとらせん状のすべり台と、チューブ型のすべり台を中心にアスレチックのように組み合わせて作られた遊具です。階段も比較的低めに作られているので、小さな子供でも遊べるようになっています。

また、周囲には大きな木が植えられていて、ママ・パパは木陰で見守ることができます。近くにはベンチもありますが、ベンチと遊具の間の植栽がジャマをして、よく見守ることができないので、特に小さな子供と一緒のママ・パパにはあまりオススメできません。

引地川親水公園には駐車場が２ヶ所あり、多目的広場や球技広場に面した大きな駐車場と、この遊具広場のとなりの駐車場。遊具広場を利用する方は、すぐ近くの駐車場が便利ですが、台数が少ないので週末は混雑しているため、早い時間からの利用をオススメします。

芝生に囲まれた快適な遊歩道

川の両側に周囲1.8キロの遊歩道が整備されています。

川を眺めながらのんびりとお散歩するのもいいですし、自転車でゆっくりとサイクリングするのも楽しいですね。道幅も広く、ゆったりとしています。子供の自転車練習にも良いかもしれません。少し路面がデコボコしていますが、ベビーカーのお散歩も問題ないと思います。

遊歩道の両側には芝生が敷かれていて、レジャーシートを広げてお弁当を食べたり、休憩したりできます。

遊歩道の全域がこのような芝生となっていますので、週末の混雑時期でもレジャーシートを広げる場所の確保に困ることがないのは嬉しいポイント。木陰も多く、川に沿った風も吹いてくるので、夏場でも快適に過ごすことができます。

引地川の川原で水遊び

遊歩道から川原へ下りれるところが何ヶ所かあります。

靴と靴下を脱いで浅いところでバチャバチャ遊んだり、石投げをしたりする親子が多く見られます。小さな魚が泳いでいたりするので、観察するのも面白いかもしれません。川の水もキレイなので安心して遊ぶことができます。

川岸から遠く離れると、川の流れが強くなったり深くなるところがあるので注意してください。また、雨上がりなど、川の増水時にも注意して遊ぶようにしてください。

川遊びをする場合はタオル持参でお出かけしましょうね。