相模川自然の村公園（相模原市）

小さな子供でも安全に水遊びが楽しめる

相模川自然の村公園は、圏央道「相模原IC」から10分ほどの場所にあり、相模川沿いに作られた水遊びができる公園です。

公園内を流れる全長約150メートルほどの人工の小川や、50メートルほどのじゃぶじゃぶ池で小さな子供でも安全に水遊びを楽しむことができます。大きな芝生広場もあり、レジャーシートや簡易テントを広げてのんびりと過ごすこともできます。また、公園内の一画には、江戸時代中期に建てられた古民家も展示されています。

入場料無料、駐車場無料で手軽で安全に水遊びが楽しめるスポットとしてオススメです。

相模川自然の村公園の近くには、津久井湖（車で15分ほど）や、相模川ふれあい科学館（アクアリウムさがみはら）（車で15分ほど）、県立あいかわ公園（車で20分ほど）もあり、合わせてお出かけすると楽しめます。

人が少ない上流は快適に遊べる。

まず最初に、相模川自然の村公園の「小川」と「じゃぶじゃぶ池」を、上流から順にご紹介します。

写真は、小川の上流部分です。上流はやや川幅が狭いですが、水の深さは、上流から下流まで概ね一定で、深いところでも足首の上あたりです。水深8〜12cmほど。小さな子供が寝そべっても溺れる心配はありません。ただし、じゃぶじゃぶ池は、少し深く、子供のスネのあたりまで水があります。水深20〜30cmほど。

小川の上流部分は、人がやや少なく空いている傾向にあるので、混雑時でも余裕を持って遊ぶことができます。少しひなたの箇所があるので、夏場の暑い時期は、熱中症に気をつけながら遊びましょう。

自然の川に比べて歩きやすい

こちらの写真は小川の中流あたりの様子です。上流に比べて川幅がやや広いのが特徴。

また、日陰が多く、暑い時期でも涼しく遊ぶことができます。ただし、上流に比べてやや人が多い場所もあるので、週末の混雑時期などは、人の混み具合を見ながら、遊ぶ場所を移動するのが良いと思います。

川底は、石が敷き詰められてゴツゴツしていますが、石の大きさがある程度一定なので、自然の川に比べると歩きやすい印象です。

川沿いに簡易テントを設置して、休憩をしながら遊んでいるファミリーを多く見かけます。

また、小川沿いには、ベンチも設置されているので、小川で遊んでいる子供をベンチに座って見守るママ・パパも見られます。

一番人気のじゃぶじゃぶ池

こちらの写真は下流にある「じゃぶじゃぶ池」の様子です。真ん中にある小島をぐるっと囲むように作られた池です。

深いところで水深が20〜30cmほどあるので、遊びごたえがあり、上流や中流に比べて子供たちに特に人気の場所となっています。

このくらいの深さになると、Tシャツや短パンでは、ずぶ濡れになってしまうことがあるので、水着に着替えてたり、パンツ一枚で遊ぶ子供も多く見かけます。

週末の昼過ぎにかけて、こちらの「じゃぶじゃぶ池」が一番混雑しますので、午前中の早い時間から遊ぶことをオススメします。

景色が良く、とっても大きな芝生広場

小川やじゃぶじゃぶ池と隣接する場所に芝生広場があります。

こちらの芝生広場はとっても広々。敷地面積7800㎡、外周400メートルの広さです。周囲の山々の景色をバックに、気持ちよく遊ぶことができます。

芝生広場の周囲には木々が多いので、木陰も多く、レジャーシートや簡易テントを設置して、快適に過ごすことができます。

水遊びに疲れたら、こちらでのんびり過ごすのも良いかもしれませんね。

芝生広場の隣りには、多目的トイレ付きの公衆トイレもありますので、小さな子供がいる家族でも安心ですよ。

床上も自由に見学できるよ

こちらは、公園内の一画にある古民家です。無料で見学できます。

相模の国（相模原市）にある方運山青柳寺（ほううんざんせいりゅうじ）にあった「庫裡（くり）※」を移設・復原したものです。

建物内は広く、土間と、床上には5部屋ほどがあります。靴を脱いで、床上を見学することができます。

※庫裡とは、寺院内で僧侶が居住する場所のことをいいます。

以上のように、相模川自然の村公園は、それほど大きな規模の公園ではありませんが、水遊びと芝生広場でのびのび遊べるところが魅力です。周囲も山々に囲まれ、気持ちよく過ごすことができるのも良いですね。